ファイバーレーザー溶接

良好な溶接結果と広い応用範囲

ファイバーレーザー溶接の導入により、レーザー溶接の常識を打ち破る革新的な溶接結果と広い応用範囲を得ることができました。

優美で滑らかな溶接ビード

・Vortex効果により、良好な溶接結果を生み出します。各溶接において、より広く、丸みを帯びた美しいR形状の溶接ビードが得られます。
・広範囲のクリーニング効果により綺麗な溶接ビードが形成され、良好な溶接結果が得られます。
・スポット溶接にも応用出来ます。

格段に広がった応用効果

・従来のレーザー溶接機やTIG溶接機では難しい作業であったアルミ材やメッキ鋼板にも幅広く対応出来ます。
・クリーニング効果により溶接部位が撹拌されアルミ材やメッキ鋼板で良好な溶接結果が得られます。

継手ギャップの許容度のアップ

・従来のレーザー溶接機(YAGレーザー等)に比べ約1.5倍以上に継手許容度がアップします。

ファイバーレーザーの優位性

・高い発振効果(ファイバ-レーザー:30%、YAGレーザー:3%)
・優れたビーム品質・高いエネルギー密度(YAGレーザー比:700~800倍)
・従来のレーザー溶接機より溶接能力が高く応用材料の幅がアップ
・焼け、焦げ、ひずみが少なく手直しの工程が削減できる
・大きな省エネ効果(YAGレーザー比:-80%)
・移設が容易(シールドガスの供給と200V・三相・30Aのブレーカーがあれば設置可能)
・チラー内蔵・小型の電源装置により移動が容易(大型の外付けチラーが不要)
・発振器は半導体(LD)励起によりメンテナンスフリー化を達成
・低いランニングコスト(高額な保守部品の定期的な交換不要、人件費削減)